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2023.09.28

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noco-nocoとLNG Alliance、カーボンクレジットのオフテイク契約に向けた基本合意書を締結

シンガポール、2023年9月28日 – 脱炭素ソリューション・プロバイダーであるnoco-nocoと液化天然ガス(LNG)の受入基地のプロジェクト開発、調達、供給を行う総合企業であるLNG Allianceは、noco-nocoが開発しているカーボンクレジットをLNG Allianceが購入することに関する拘束力のない基本合意書を締結したことを本日発表しました。

シンガポールを拠点とする両社の間で提案されている売買に関する取引契約(オフテイク契約)は5年間にわたるもので、これによりLNG Allianceはnoco-nocoから年間100万トンから200万トンに相当するカーボンクレジットを購入することが可能になります。これはnoco-nocoにとって、カーボンクレジットに関する初めてのオフテイク契約となります。

今回の発表は、子会社のnoco-noco Australiaが確保した30以上の契約済み二酸化炭素削減プロジェクトの開発準備を進めるnoco-nocoにとって重要なマイルストーンとなります。パプアニューギニア全域に位置するREDD+森林減少回避プロジェクトは、530万ヘクタールに渡る土地で推進され、毎年およそ1億5,900万トンのカーボンクレジットを創出すると推定されています。パプアニューギニア政府は、同国のカーボンクレジットプロジェクトの認証を一時的に停止していましたが最近それを解除する方向で準備をしており、気候変動開発庁に提出された2つのプロジェクトに対し支持することを表明しました。

今後創出されたカーボンクレジットは、noco-nocoの事業展開の中で発生する不可避なCO排出のオフセットに適用されるとともに、脱炭素化に取り組む第三者にも販売されます。

国連気候変動枠組条約(UNFCC)のパリ協定の採択で、世界中の政府や企業がネット・ゼロ宣言の達成に向けて取り組む中、世界のカーボンクレジット市場は2028年までに2兆6800億米ドルに達すると予想されており、持続可能な社会へ移行していくための重要な手段の一つとなっています。

noco-nocoのCEOである松村正大は、「近年、持続可能な社会実現という目標達成に向けカーボンクレジットの利点が明らかになるにつれ、質の高いカーボンクレジットに対する世界的な関心と需要が急増しています。当社は、気候危機を緩和するためには多方面からのアプローチが必要であると認識しています。パプアニューギニアとオーストラリアで開発しているカーボンクレジット・プロジェクトは、ボランタリー市場とコンプライアンス市場の両方に適格となることを目指しており、企業により多くの柔軟性と選択肢を提供することができます。今回のLNG Allianceとの基本合意書締結は、初めてのオフテイク契約に繋がる可能性がありとてもうれしく思っております。」とコメントしています。

LNG AllianceのCEOであるMuthu Chezhian博士は、「今後LNG液化施設から運ばれるLNG貨物やLNG輸送により排出されるCO2は、noco-nocoから調達する可能性のある高品質のカーボンクレジットの相当量を償却することでオフセットされます。LNG Allianceはよりクリーンなエネルギーを提供し、私たちのお客様がより低炭素な未来へ移行することを可能にするという目標を掲げており、カーボンニュートラルなLNG貨物は当社にとって重要なマイルストーンとなります。」 とコメントしています。


noco-nocoについて

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命で耐熱性の高い電池のセパレータ技術「X-SEPA™」やカーボンニュートラルなリースプラットフォームにより、クリーンで導入への負担が少ない持続可能なエネルギーソリューションのニーズへ対応することを目指します。EVバッテリにIoTデバイスを搭載し、データの軽量化、エネルギーの最適化を実現する未来に向けて取り組んでいます。


LNG Allianceについて

LNG Allianceはシンガポールを拠点とするプロジェクト開発会社で、ガス・LNG分野に関するエネルギーインフラのプロジェクト開発において豊富な経験を有し、アジア、中東、中南米におけるLNG受入基地建設プロジェクトで10年の実績を持ちます。メキシコ、インドネシア、インド、モンテネグロ、カリブ海で進行中のLNGインフラとLNG供給プロジェクトにおいて、コンセプトから試運転、プロジェクト遂行、資産所有、運営に至るまで、完全に統合されたターンキー・ソリューション・プロバイダーとして、LNG受入基地建設のためのエンド・ツー・エンド・プロジェクト開発を提供します。


【本件に関するお問い合わせ】
株式会社スリーダムアライアンス
グローバル広報
電話:03-5544-8275(代)
E-mail:pr@3dom.co.jp


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