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2024.01.16

noco-noco

noco-noco とGreenfuel、インドのクリーン・モビリティ政策を推進するための戦略的提携関係を締結

シンガポール/インド、2024年1月16日 – noco-noco Inc.(ナスダック銘柄:「NCNC」)の100%子会社であるnoco-noco Pte. Ltd.(以下、「noco-noco」)とGreenfuel Energy Solutions Pvt Ltd(以下、「Greenfuel」)は、効率、性能、寿命に優れたバッテリを用いたインドのクリーンな電動モビリティに革命を起こすことを目的とした覚書を締結したことを発表します。

この提携の核となるのは、noco-nocoのX-SEPA™セパレータ技術であり、独自の電解液と組み合わせることで、従来のリチウムイオン電池の電池寿命を60℃で5倍に延ばすことができます。この画期的な技術は、クリーンな電化ソリューションに対して急成長するインド市場の需要に大きな期待を抱かせるものであり、世界的な気候変動危機によってもたらされる気温上昇に直面する中、脱炭素目標とバリューチェーンを強化する同国の継続的な努力に合致するものです。

Greenfuel は、インド市場において17 年にわたる信用性と信頼性を誇るクリーンモビリティおよびエネルギー貯蔵ソリューションの大手プロバイダーです。インドの主要相手先ブランド製造業者(OEM)に電気自動車部品を供給する最大手サプライヤーのひとつである同社は、これまでに10万個以上のバッテリを販売しており、それらのバッテリは、インドの環境下で8,000万km以上の車両走行を実現してきました。noco-nocoの画期的なセパレータ技術をGreenfuelのバッテリに組み込むことで、単に性能を向上させるだけでなく、バッテリ関連サービス分野での利用機会を広げることができます。

成功への相乗効果:

覚書の条件に基づいて、noco-nocoまたは指定された第三者は、X-SEPA™テクノロジーが組み込まれたセルをGreenfuelに供給します。そしてGreenfuel はこれらのセルを活用して、画期的な技術をシームレスに統合するバッテリ パックを製造します。 また、インドとアフリカでのマーケティングおよび販売活動の先頭に立って、バッテリ交換などのソリューションのためのバッテリ・アズ・ア・サービス(BaaS)やドローン・アズ・ア・サービス(DaaS)を含む多様なアプリケーションに対応します。

noco-nocoとGreenfuelの協働事業はいくつかの段階を経て展開され、構造的かつ体系的に革新と市場展開を進め、noco-noco(あるいは指定された第三者)が四半期ごとに3MWhのセル(年間12MWh)を供給する形で最終的な製造量が決まる予定です。この数字は、X-SEPA™開発の最前線に立つ研究開発会社noco-techの買収により、2024年から能力増強を開始する予定のnoco-nocoの35MWhの自社生産計画能力の3分の1を占めることになります。この段階的アプローチは、noco-nocoとGreenfuelの両社が、品質、信頼性、拡大性を確保することのコミットを強く示しています。

noco-nocoの最高経営責任者である松村正大は今回の提携について次のように述べています。「Greenfuelと提携することで、noco-nocoはまだ始まりだがこれから成長を続けるインドの先進的バッテリソリューション分野への参加を戦略的に行えるようになります。この提携は、BaaSとDaaSへ一層注力し、インドの急成長する e-モビリティ分野での売上を伸ばす上での有利な道筋を提供します。当社の『全天候型』バッテリ技術と自動車分野におけるGreenfuelのリーダーシップを組み合わせることで、バッテリの使用事例全体で大幅な市場シェアの向上が期待されます」

Greenfuel Energy Solutionsの創業者社長のアクシャイ・カシャップ氏は、「noco-nocoとの戦略的提携を発表できることを嬉しく思います。この提携は、電動モビリティ分野に最先端のソリューションを提供するという我々のコミットメントを大きく前進させるものです。我々の共同努力により、二輪車および三輪車用のリチウムイオンバッテリの寿命を3倍以上延ばすことができるようになります」と述べています。

また、カシャップ氏は「この革新的な技術は、インドで誇りを持って製造され、細心の注意を払って設計されたバッテリパックとともに、電動車の総所有コストを削減し、同クラスの内燃機関自動車よりもはるかに安価に提供することができます。インドで初めて、このような価値を顧客に提供することができ、技術革新を推進するための『顧客第一』主義という当社ブランドのコミットメントにシームレスに合致しています」とも述べています。

急増するインドの電化ニーズへの対応:

インドのリチウムイオン電池市場は急速に成長しており、一部のアナリストらによると、予測期間内の年平均成長率は22.1%で、2031年には253億959万米ドルに達すると推定されています。この成長の主な要因は、自動車、家電、電力産業において、コスト効率が高く、軽量で長寿命の電池に対する需要が高まっていることです。

インドは2030年までに500GWの再生可能エネルギー目標の達成を目指しています。再生可能エネルギーの不安定性に対処し、電力グリッドのバランス化を図るために、2029~2030年のエネルギー出力の要件を41.65GWと見積もっており、それは電池エネルギー貯蔵システム(BESS)によるもので蓄電容量は208.25Gwhと想定されています。

さらに、2030 年までにすべての国内交通機関の最大80%を電化するというインド政府の目標により、電気自動車 (EV) の人気が高まり、地上交通におけるバッテリの需要が高まっています。 現在、インドの230万台のEVのうち90%が二輪車または三輪車のカテゴリーに該当します。 世界最大の人口と、2030 年までに 7 兆米ドルの価値があると予想される経済規模を誇るインドの成長の可能性は大きなものです。

インドでは、電動三輪車 (一般的で手頃な公共交通機関) は、45℃で 3,000 サイクルの容量を実現するバッテリを必要としますが、現在の容量は1,000 サイクル以下に留まっています。

X-SEPA™は、独自の電解液と併用することで、従来のリチウムイオン電池の寿命を5倍に延ばします。

noco-noco の X-SEPA™ テクノロジーは、0°C での性能を維持しながら、60°C で 3000 サイクルを可能にします。 さらに、この技術を埋め込んだセルを150℃の条件に1時間さらしても、ショートや発火の原因となる膨張などの異常は見られませんでした。このような技術の進歩は、北部地域では冬の気温が氷点下まで下がり、中部平野では命を脅かす長い夏の暑さという条件に悩んでいる国に、革新的なエネルギー貯蔵ソリューションを提供できる可能性があります。

Greenfuelのガス燃料・電池部門プレジデント、アショク・チョウダリーは、「インドにおける二輪車・三輪車用バッテリパックの展望を再定義する態勢を整えたnoco-nocoとの画期的なパートナーシップに着手できることを嬉しく思います。私たちは、共にe-モビリティ車が品質、信頼性、拡張性の新たな基準を打ち立てる未来を描いています。noco-nocoの最先端X-SEPA™セパレータ技術との統合は、持続可能な輸送に対する当社のコミットメントの証です。この協働は、環境に優しいソリューションを提供するという私たちの決意を強化するだけでなく、インドのEV市場において、より環境に優しく、より効率的な時代への道を開くものです。私たちは、この相乗効果が二輪車と三輪車の駆動法に革命をもたらし、よりクリーンで持続可能な明日を形成すると信じています」と述べています。

noco-nocoのチーフ・プロダクト・オフィサーである松下真理は、次のように述べています。「インドの運輸部門は、二酸化炭素排出を抑制するための重要な戦略としてEVの普及が浮上しており、急激な変化を目の当たりにしています。この取り組みを支えるためには、過酷な環境問題に耐えるだけではなく、性能、信頼性および運用期間を通じた価値を向上させることができる高度なバッテリ技術が不可欠です。そのため、noco-nocoのこの分野における専門知識は、世界で最も急成長しているクリーンエネルギーおよびモビリティ市場のひとつであるインド独自の動きに特に適しています。Greenfuel社との提携は、2030年までに普及率40%以上、売上高1,000億米ドルを達成すると予想されるEV市場において、当社のプレゼンスを確立する心躍る可能性を秘めています」

noco-nocoについて:

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命・高耐熱性能を実現した画期的なバッテリセパレータ技術「X-SEPA™」から、グリーン輸送のためのカーボンニュートラル・リース・プラットフォーム「noco-noco Lease」まで、noco-nocoはクリーンで手ごろな価格の持続可能なエネルギーソリューションの必要性に取り組んでいます。バッテリにIoTデバイスを搭載し、データライトでスマートなエネルギーの最適化と利用を実現する未来に向けて取り組んでいます。サステナビリティをシンプルに。https://noco-noco.com/

Greenfuelについて:

2006年10月に設立されたGreenfuel Energy Solutions社は、クリーンモビリティとエネルギー貯蔵ソリューションを提供するインドの大手企業です。17年以上にわたってクリーンモビリティ・ソリューションを提供してきた実績をもち、Greenfuelは主要自動車メーカー各社のTier1サプライヤーとして確固たる地位を築いています。CNG/水素製品、独自のバッテリ管理システムを備えたプレミアムリチウムイオンバッテリパック、乗用車および商用車向けの電子部品などを製造しています。同社のビジョンは、顧客満足度を超えるクリーンモビリティとエネルギー貯蔵ソリューションを提供する、最も信頼かつ信頼できるプロバイダーになることです。
https://greenfuelenergy.in/

問い合わせ先:

株式会社スリーダムアライアンス
グローバル広報
電話:03-5544-8275(代)
E-mail:pr@3dom.co.jp

Safe Harbor Statement:

本プレスリリースには、1933年米国証券法(「証券法」)第27条Aおよび1934年米国証券取引法(「取引所法」)第21条Eに規定される意味において、noco-nocoが現在入手可能な情報および信念と仮定に基づく将来予想に関する記述が含まれています。場合によっては、将来の見通しに関する記述は、以下の言葉によって識別することができます。「できる(may)」、「する(will)」、「し得る(could)」、「なり得る (would)」、「ものとする(should)」、「期待する(expect)」、「意向である(intend)」、「計画である(plan)」、「予想する(anticipate)」、「信じる(believe)」、「予測する(estimate)」、「推定する(project)」、「可能性がある(potential)」、「継続して(continue)」、「現在起こっている(ongoing)」、「目標とする(target)」、「求める(seek)」、またはこれらの単語の否定形もしくは複数形、ないしは予測もしくは将来の出来事や見通しを示すその他の類似の表現によって、将来見通しに関する記述を識別することができますが、すべての将来見通しに関する記述がこれらの言葉を含んでいるわけではありません。将来の出来事や状況、noco-nocoが事業展開する市場、noco-nocoの将来起こりうるまたは想定される経営結果に関する情報についての期待、予測またはその他の特徴付けに言及する記述も、将来見通しに関する記述です。これらの記述には、リスク、不確実性およびその他の要因が含まれており、実際の結果、活動レベル、業績または成果は、これらの将来見通しに関する記述によって明示的または黙示的に示されたものとは大きく異なる可能性があります。noco-nocoは、本コミュニケーションに含まれるそれぞれの将来見通しに関する記述には合理的な根拠があると信じていますが、これらの記述は、現在知られている事実および要因、ならびに本質的に不確実な将来の予測の組合わせに基づいていることにご注意ください。noco-nocoは、本コミュニケーションの将来見通しに関する記述が正確であると保証することはできません。これらの将来見通しに関する記述は、特に世界的なCOVID-19パンデミックの影響、潜在的な訴訟、政府または規制手続きの結果、およびその他のリスクと不確実性を含む多くのリスクと不確実性の対象となります。noco-nocoが現在把握していない、または重要でないとnoco-nocoが現在考えているリスクがさらに存在する可能性があり、それによって実際の結果が将来の見通しに関する記述に含まれるものと異なる可能性もあります。これらの将来見通しに関する記述には重大な不確実性が含まれているため、これらの記述は、noco-nocoおよびその各取締役、役員、従業員、またはその他のいかなる人物による、noco-nocoが特定の期間内に、または全くその目的および計画を達成することを表明または保証するものではありません。このプレスリリースに記載されている将来の見通しに関する記述は、この通信の日付時点でのnoco-nocoの見解を表しています。その後の出来事や進展により、これらの見解が変更される可能性があります。ただし、noco-nocoは将来これらの将来見通しに関する記述を更新する可能性がありますが、適用法で義務付けられている範囲を除き、現在のところ更新する意図はありません。したがって、本通信の日付以降のいかなる日付におけるnoco-nocoの見解を表すものとして、これらの将来見通しに関する記述に依拠すべきではありません。