2022.01.31
BINEX
シンガポール取引所の上場企業であるSinjia Land社と、逆買収を前提とした株式譲渡契約を締結
バイネックス株式会社、株式会社スリーダム、バイオマスエナジー株式会社、株式会社メビウス、及び Future Science Research株式会社(以下、「BSG株主」)は、2022年1月31日(月)にシンガポール取引所(以下、「SGX」)カタリストの上場企業であるSinjia Land Limited※1 (本社:シンガポール、以下、「シンジア」)に対して、Binex Singapore (Pte. Ltd.)(本社:シンガポール、以下、「BSG」)の全ての発行済株式を譲渡(以下、「本買収」)するために、シンジアと法的拘束力のある株式譲渡契約(以下、「本契約」)を締結しました。本買収は、BSGによるシンジアの逆買収(Reverse Takeover) ※2を前提としており、本買収及びその後の手続を通じてBSGをSGXカタリスト市場に上場させることにより、BSGのプレゼンス向上に寄与すると共に、SGXカタリスト市場からの資金調達を実現することを目的とします。
シンジアは、第三者機関の評価に基づくBSGの企業価値の80%の対価で、BSGの全ての発行済株式を取得することになっています。また、BSGの譲渡対価が20億シンガポールドル(約1,700億円)を下回らないことが、本買収を実行するための条件の一つとされています。
BSG株主は、本買収の対価として、シンジアが新たに発行する株式を1株当たり0.35シンガポールドルで引き受けることになります。
本契約締結後、シンジア及び第三者機関は、BSGに対するデューデリジェンス(精査)及びバリュエーション(企業価値評価)等を実施します。本買収は、これらの結果を含む本契約上の条件が満たされた場合に実行されます。
詳細は、2021年11月19日および2022年1月31日に発表されたシンジアのリリースをご覧ください。
バイネックス株式会社 代表取締役社長 青木宏道のコメント:
「当社のシンガポール子会社BSGがシンジアと法的拘束力のある株式譲渡契約締結に至ったことを大変喜んでおります。当社はBSGに対しソルガム栽培と草本系ペレットとバイオメタノールの製造・供給に関する技術・ノウハウをライセンス供与しておりますが、今回の契約締結を契機として調達可能になる資金を活用し、『環境・食料・エネルギー問題を統合的に解決する』という当社ミッションの実現が加速されることを期待しており、当社が目指す循環型エネルギー社会の実現に向け尽力して参ります。」
※1 Sinjia Land社:
企業名:Sinjia Land Limited
代表者:Cheong Weixiong, Executive Director/Group Chief Executive Officer
SGX証券コード:5HH
Webサイト:www.sinjl.com
※2 逆買収(Reverse Take Over):
上場企業による未上場企業の買収・合併を通じて、未上場企業の上場を実現させる手法で、SGXカタリストの上場マニュアル(セクションB・チャプター10)に定められている。